2023夏 髙橋優斗くんに会ってきた

 

 

諸々の理由から、今回のBOOOOOST!!有明公演は私にとって実に4年ぶりの現場となった。

優斗くんに会うために東京遠征したのも4年ぶりだったので、身なりを整えて持ち物を確認して、ひとりで飛行機に乗って、東京に向かいながらドキドキワクワクする気持ちさえも、本当に久しぶりで、あまりに懐かしくてちょっぴり泣きそうになった。

 

東京に着いても、なんだか全然優斗くんに会えるという実感は湧かないままで、でもなんとなくフワフワと浮かれた気分で、現場前っていつもこうだったかも?とそれすらもよく覚えていない4年という月日の長さを実感したりもした。

連番する信頼優斗担とも実に4年ぶりの再会を果たし(それにしてはあまりにも自然でまるで昨日までも一緒にいたようだったけれど)、ライブ前に喫茶店で腹ごしらえをした。4年ぶりの現場に一周まわって意外と冷静な私の前で、信頼優斗担が4年ぶりの私の気持ちを吸い取ってめちゃくちゃ緊張して胸いっぱいで食べ物が喉を通らないという可笑しな状況になっていて、ちょっとおもしろかった。

 

有明アリーナに着くと、会場周辺におたくがいっっぱいいて、わー!おたくだ!ライブだ!!!と急に実感が湧いてきた。

アリーナ規模でライブができる、集客できる時点でわかっていたことだけれど、会場周辺に無数のおたくがいる光景を目の当たりにして、HiHi Jets、本当にデッカくなったんだな、、、とあらためて実感せざるを得なかった。私とHiHi Jetsの夏の記憶はEXシアターで止まっていたので、こんなにもデカい会場にこんなにも大量のおたくがHiHi Jetsを見にきているという事実に、なんだか不思議な気持ちになったりもした。4年って、やっぱりあまりにも長かったよね。

 

発券したら4階席で一瞬絶望したけれど、この日は防振双眼鏡をレンタルして挑んでいたので余裕だった。防振最高。一生ついていきます。

それに、この日の私の目標はできるだけ記憶を保持して帰る、だったのだが、アリーナやスタンド前列だったら肉眼で近くの優斗くんを見た時点で全ての記憶がぶっ飛んでいたと思うので、かえって4階席で良かったのかもしれない(と思うことにした)。

ちなみに、有明アリーナがTwitterで酷評されているのを見て、見切れだったらどうしようと心配していたけれど、そこはさすがのハイハイジェッツ、上まで登って見切れないかめちゃくちゃ確認してくれたらしい。4階席だったけど、たしかにスタトロ以外は全部よく見えた。これぞホスピタリティ。感謝。

 

 

本編の感想を書くにあたり振り返って気付いたのだけれど、開演してからしばらくの記憶が、ほぼない。久しぶりのライブの高揚に当てられて、とにかく夢中でペンライトを振って、夢中でステージを見ていたのだと思う。ステージ上の彼らの記憶は朧げだけれど、会場全体のペンライトの振りとかC&Rの声の大きさとかはよく覚えていて、HiHi Jetsの現場ってこうだよね!HiHi Jetsのライブって、楽しいー!みたいな久しぶりの感覚を肌で感じていた気がする。

 

セトリを追って感想を述べようと思っていたけれど、記憶が途切れ途切れなので、覚えているところの話をする。

まず、Fantastic Rideがほんっっと〜〜〜によくて、あまりに最高で、はやく円盤で見たいダントツの1位だった。連番の信頼優斗担がこれは絶対ロックオンしたほうがいい!とわざわざ教えてくれただけあって、本当に最高だった。衣装も歌もダンスも全部の優斗くんがすきすきすきすき………

 

あと、Fantastic Rideのみならず全編通して感じたのが、ダンスほんとーーーにうまくなったなぁ、ということ。テレビで見ててもうまくなったなとは思ってたけど、全然わかってなかった、もうほんっとうにまるで別人のようにダンスが上手くなってて… 優斗くんのダンスを見て、かっこいい!!!!!!だいすき!!!!!!!ってなれたのがちょ〜〜うれしかった。本当に全然ちがった、いっぱい努力したんだなぁ、本当に君はすごいね。好きになった頃、なんにもできなかった優斗くん(もちろん語弊はあるけれど、あの頃を知る人ならこの表現を理解できると思う)は、今やできないことのほうが少なくて、立派にJr.の先頭でド真ん中に立つ男で、私は壮大な夢でも見ているんだろうか、とさえ思う。

 

CEOはなんかバチくそイカした演出ですげぇかっこよくておたく全員好きなやつだったことしか覚えてない。演出橋本涼さん、天晴れすぎる。それにしてもハイハイジェッツ、ああいう演出も背伸び感なくバッチリかっこよく決まる年齢になったのだなぁ。もう一回見たい、一回じゃ足りない。

 

そして橋本涼さんのcode。これはセトリが出た時に一番衝撃で大興奮したところだったので、めちゃくちゃ楽しみにしていた。聞き慣れた歌い出しの「いま」を聴いた瞬間からブワァって色んな記憶が蘇って感情が昂って泣いた。ジャニーズを好きでいてまたこの曲をライブで聴ける日がくるなんて… もうすぐ20年になるジャニオタ人生も悪くない。

私は錦戸さんのcodeを何回も聴いてきた人生なので、その曲を橋本涼さんが歌っているというのは不思議な気持ちでもあった。この日の橋本さんのcodeは喉が心配なくらいものすごいがなってて、でもなんかそのがむしゃらに叫ぶように歌う必死さや切実さみたいなものが、若い頃の錦戸さんのcodeを思い出してうれしくて、たぶん本家の、そして若い頃の映像とかも見てくれたんだなって、それもまたうれしくて、うれしかった。橋本涼さんの表情が時折赤西さんに見える瞬間とかもあって、まじでひとりでYJを背負って立つ男だった。YJ時代の皆さん、絶対橋本涼さんのcode見てほしい。

 

脱獄コントからの真夏の脱獄者。ずっとやりたいって言ってたもんね。致命的にあまり記憶がないのでもう一回見たい。からの夏メドレーはEXに戻ってきたのかと錯覚するような懐かしさであり、シンプルに高まった。バンバカの小道具の釣竿で魚を引きずり回してた優斗くん、かわいいね。スイカ割りのあと、でっかいスイカを頬張るそおやを見てケラケラ笑う優斗くん、かわいいね。優斗くんのおいシャン歌い出し、やっぱりだいすきだな。おいシャンをまた踊れる夏がくるなんて、感無量であった。

 

MC、ボディシールの話から橋本涼さんが首元にキスマーク(のボディシール)をつけてるくだりで、「ちょ、キスマついてるよ!!!だれかファンデーション持ってきて!!!」の優斗さんがリアルで大ウケした。からの、この唇の形見たことあるぞ?のくだりで、(みじゅの唇見て)これだ!!!っていう優斗さん、安定のはしみず厨。ハイハイジェッツって、はしみずの人か、はしみず厨の人しかいなくてかわいい。

 

純情ウォーアイニーは曲も振りもめちゃくちゃかわいくて、今までにない感じですごくよかった。記憶半分なのではやく何かで披露してもらって反芻したい。

 

ロベリアはなんか優斗くんの横顔が恐ろしく美しかったことだけ覚えてる。あまりに綺麗で見惚れてしまった。あとここでもダンス上手くなったな〜って思った気がする。全然曲調の違う2曲を同時期にタイアップでいただけるってすごいよね。

 

からのJr.コーナー。前日のレポではENDLESS SUMMERがなくなってReady to Riseになったと記憶していたので、ENDLESS SUMMERが始まった瞬間、あ、今日はらいざっぷないんだ…とかなり絶望した。と思いきや、なんかメンステでらいざっぷ始まったぞ〜〜〜!!?!?!?となり、最高を確信。また見たいまた聴きたいと願ってきたけれど、まさかこの2023年、このタイミングでそれが叶うなんて、正直思ってもみなかったな。優斗くんが大サビソロパートを歌いながら、王子様衣装に身を包んだHiHi Jets5人が横一列で前に歩いてくる光景、あまりにも強くて眩しくて、鳥肌が立った。優斗くんが歌う「Ready to Rise 目覚め始めたNew Era 眩しいほどのSuper Star」はやっぱり格別で、どうしたって優斗くんに当てられた歌詞だとあらためて思った。それと同時に、あの頃よりもずっと鮮明に、ああそうだ、この人が次の時代の王なんだ、と確信して、途方もなく大きくて泣けてきて、はやくこの人が王になるところを見なきゃ、と思った。2019年の私が「目覚めはじめたNew Eraの主役はゆうぴ〜」だと言っていた。たぶん本当に、その通りなのだ。

 

東京極楽、会場が一瞬で異空間と化して、ペンラの振りの一体感もやばくて、何も考えずガンガン振ってめっちゃ楽しくて、かなりやばかった。緑のペンライト、赤の衣装、黄色メイン(たしか)の照明、たくさんのジュニアと、その真ん中に君臨する猪狩蒼弥、計算し尽くされた空間演出と、映像と、痺れるリリック。これぞ猪狩蒼弥。圧巻の世界観。てか、まじで、すげ〜…の一言。なんなんだあの時間は。まじでやばい。絶対に円盤化してほしい。音源もほしい。

 

INSTINCTからのはしみずゆぴの君だけにもすっごくよかった。王道バラード君だけにっていうのもよかったし、兄組でっていうのもよかった。歌い出しの優斗くん、あまりにも良い。そんな表情で歌われたら敵わんよ。好きが限界突破してしまった。

 

からの、いがさく連弾。2人並んだ背中がかわいかったし、連弾でのオリ曲メドレーは当たり前にエモくてとても良かった。いがさく連弾のあとピアノが燃えるというレポを読み、内心『???』だったのだが、本当にピアノが燃えていてめちゃくちゃ笑った。情緒をぶったぎる炎。しかもピアノを燃やしたいから人の曲はダメだということでオリ曲メドレーになったという後日談を見てまた笑った。ピアノ燃やすの必須だったんかい。

 

Booooost UP!!!!!は最高ぶちあげソングで最高だった。ライブ終盤に、ライブが始まったみたいなテンションにもう一度ブチ上がれるこういう曲を持ってくる構成、うまいなぁと思う。完全にアルバムを引っ提げたツアーのタイトル曲だった。曲もダンスもめっちゃ好きだったからはやく映像でパフォーマンスを見たい。衣装もかわいい。ハイハイジェッツまじで何でも似合うよな〜〜。

 

HiHi Jets(曲)は安定で、C&Rを久しぶりにできてうれしかった。ハイハイジェッツのライブって、楽しい〜〜!

 

Pika Pikaは噂通りのエモ演出で、4人時代の懐かしい写真もたくさん出てきて、まさに走馬灯のようで、さすがにエモくて泣いた、けど、それよりなによりセンステで5人向かい合って2番サビを歌うのがあまりにも良すぎて泣いた。「走り続けて ピカピカの未来を 夢見てきっと 本物に変えてみせる」なんて、あんなキラキラ笑い合いながら歌われたら、敵わない。彼らがその未来を手に入れるそのとき、絶対に当事者でいたいとまた強く思った。

 

アンコール、宮城はドラゴンフライだったらしく、ドラゴンフライを見られなかったのは残念だったけれど、夏だからみなみなサマーは大正解だなと実際見たら思った。ハイハイジェッツの夏って、勢いがあって、良い。Eyes of〜で優斗くんの「時は23年」を見られて、やっと4年の空白を埋めて2023年に辿り着けた気がした。

 

いつもの\ハイハイ!/でステージは幕を閉じた。会場が大きくなっても、おたくが増えても、変わったことはいっぱいあっても、良い意味でなんにも変わらない5人に、心底安心して、また新たに好きが募った。ハイハイジェッツって、良いな。

 

4年、あまりにも長かったけど、この4年の間、ギリギリでもしがみついてちゃんと好きでいて、4年前から地続きの今をたしかに感じられたことは、すごくうれしかったし安心もした。私、会えない間もちゃんと好きだったなぁと思えたことは、これから細くてもとにかく長くおたくを続けようと思っている私としては、続けていけるという自信にもなった。

 

4年ぶりに生で見る優斗くんは、本当にかっこよくて、かっこいいのはまあ想像していたのだけれど、想像していたよりもずっと大人で。もうすっかり大人の男で、ほんとうにかっこよくて、やっぱりだいすきだった。今までは無意識に"年下の男の子"というカテゴライズの中で優斗くんのことを見ていた気がするけれど、もうそのカテゴライズじゃなくていいんだ、とハッとした。優斗くんて好きになった頃からとびきりかわいい年下の男の子だったし、それは今だってそうであるんだけど、かわいいベースのかっこいいから、かっこいいベースのかわいい、にシフトチェンジしたみたいな。ああ、この人のこと、もうすっかり大人の私が、真っ当に、対等に、真正面から、かっこいい対象として、恋焦がれる存在として好きでいていいんだなって。会えない間もずっと変わらずだいすきだったけど、会わなきゃわからないことは確実にあるな、と思ったりもした。

 

それから、4年前と比べていちばん違うと感じたのは、優斗くんの余裕の部分だった。その余裕からくる、余白・抜け・遊びみたいなものが一段と優斗くんをかっこよく魅せていて、心奪われた。努力とか苦労とかそういうのを見せない優斗くんがすきだけれど、この4年の間に生まれた彼の中の余裕は、彼が努力を積み重ね、自信をつけてきた結果に他ならない。我々には到底計り知れない、彼を取り巻く巨大な渦の中で、彼はいつだって、何でもないような顔をしてそこに立っている。それは、好きになった頃からずっと変わらない。きっと全てを悟っているのに、なにも知らないような顔をして、ふにゃふにゃの笑顔で笑っている優斗くんのことがだいすき。その笑顔の裏にどんな苦労があるかなんて、きっと私たちは知らなくていいんだと思う。優斗くんが見せてくれるものだけが、見せたいと思ってくれるものだけが、私にとってのすべてだ。

 

4年前の優斗くんは、ひとりで全てを背負ったように、覚悟に満ちた表情で、凛々しく逞しくそこに立っていた。4年経って優斗くんは、もっと自由に、肩の力を抜いて、そこに立っているように感じた。そおやが最近の何かの雑誌で、優斗くんのことを「言うなればルフィみたいな人」だと言っていたのをふと思い出す。優斗くんがよく"主人公"と言われるのは、求心力のひと、渦の中心でブレずに進んでいけるひと、だからだというのは常々思っていたけれど、強くなるほどに自由になるって、まさにルフィなのかもしれない。(なんにもできなかった優斗くんが、Jr.のトップに立つ過程は、どちらかと言うとヒロアカのデクが思い浮かぶけれど。)

てか、メンバーがそんなふうに思う求心力の持ち主って、冷静にすごいよ。。。

 

2年前の夏、優斗くんが、「最速でデビューを掴みにいきます」と言った。最速は叶わなかったけれど、さすがに機は熟した、と思う。HiHi Jetsのライブは楽しい。HiHi Jetsの楽曲は素晴らしい。HiHi Jetsのローラーパフォーマンスはかっこいい。HiHi Jetsはおもしろい。はやく世間に色んなHiHi Jetsを知ってほしくてウズウズする。もっと当たり前にお茶の間で誰もが知っているHiHi Jetsになってほしい。

 

HiHi Jetsが時代を創って、優斗くんが時代の王になるところをはやくこの目で見届けたい。そのとき絶対に当事者であるために、私はこれからも優斗くんのことを好きでいたいし、HiHi Jetsの追い風であり続けたいと心から思った。

 

 

会いに行くことが4年前よりずっと難しくなったけれど、やっぱりできればせめて年に1回くらいは、彼らに会いに行けたらいいなぁ。また会いに行くね、ハイハイジェッツ。楽しい時間をありがとう、だいすきだよー!

 

 

あーーー、楽しかった!!!!!

 

 

 

 

 

おしまい。